愛・学習机プロジェクト

愛・学習机プロジェクト

2014年より、地元の吉野中学校の学習机の製作を行っています。

木材関係者の有志が集まる「吉野と暮らす会」が中心となり、愛学習机プロジェクトとして、2年半の歳月をかけて完成させました。

吉野の林業、製材、木材加工の各分野の皆さんの力を合わせて作りました。吉野町のグリーンフォレストさん、吉野中央木材さん、大淀町の垣本ハウスさん、川上村の菊谷木工所さんをはじめ、吉野地域の多くの皆さんのご協力をいただきました。

吉野のヒノキを使った机は、天板と脚が分離できる仕組みになっています。ヒノキの天板は、生徒本人だけのモノで、卒業のとき、一緒に巣立ってもらいます。中学校生活の3年間を共に過ごす机だからこそ、地域や社会との繋がりを実感できるものとして、この学習机が生まれました。

デザインやスチール製作は、日本全国スギダラケ倶楽部のつながりで、藤森泰司アトリエさん、内田洋行さん、パワープレイスさんのご協力をいただきました。吉野が苦手な部分を、地域と地域の連携でクリアできました。ありがとうございました!